ISO9001 COLUMNISO規格の知識コラム(ISO9001)
ISO9001 コラム
ISO9001の新規取得時にかかる費用には、「必ずかかる費用」と「抑えることのできる費用」の大きく2つに分けることができます。
本記事ではISO9001の新規取得時にかかるこの2つの費用についてそれぞれ詳しくご説明した後に、実際にISO9001を新規取得された企業様の事例をもとに必要な費用のおおよその相場をご紹介致します。
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ISO9001を新規取得する際には「審査費用」が必ずかかります。
審査費用とはISO審査機関に支払う費用のことで、内訳は以下の通りです。
それぞれについて詳しくご説明致します。
審査料は純粋に審査を受けるための費用のことです。
組織の規模(従業員人数)や業種、審査する拠点数、そして受けるISO審査機関によっても金額が異なるため、複数のISO審査機関に見積りをとって比較してみるのがいいでしょう。
弊社(株式会社GCERTI-JAPAN)のISO9001の審査費用は一般的な料金相場の30%〜50%OFFとなっていますので、選択肢のひとつとしてお見知りおきいただけますと幸いです。
ISO登録料は、登録にかかる料金です。
①の審査料に含まれている場合もありますので、見積りの際に併せて確認しましょう。
審査は現地(貴社)で行われるため、ISO審査機関から現地までの交通費が請求されます。
また、ISO審査機関が遠方の場合は審査員の宿泊費がかかるケースもあります。
見積りの際に交通費・宿泊費についても金額を確認しておきましょう。
審査費用以外にかかる費用には「マネジメントシステム構築費用」と「設備投資、諸経費」があります。
ただし、これらはやり方によって抑えることのできる費用です。
それぞれについて詳しくご説明致します。
ISO9001の認証取得審査を受けるにあたって、まずはマネジメントシステムを構築する必要があります。
このマネジメントシステムの構築には専門的な知識はもちろん、時間と手間がかかるため、専門のコンサルティング会社に外注する企業様も多くいらっしゃいます。
コンサルティング会社やコンサルタント、サービス内容によってかかる費用が大きく異なるため、まずは比較サイトを利用して自社にあったコンサルティング会社を探しましょう。
もし費用を抑えるために外注せずに自社での構築を目指す場合は、担当者の本業にプラスISO9001新規取得のための業務負担が増えることになるため、担当者の人件費についても想定しておきましょう。
ISO9001の新規取得にあたって絶対に必要な設備というものはありません。
強いて挙げるとすれば、規程などの文書類の印刷代などは必要ですが、データ上で確認できるのであれば印刷せずに節約することもできます。
ただし、審査の際に設備関連について指摘があった場合に少なからず費用をかけて対応している事例もあります。
それでは以上を実際にISO9001を新規取得した企業様の事例をご紹介します。
※あくまで事例であり、実際にかかる費用は組織の規模(従業員人数)や業種、審査する拠点数、受けるISO審査機関、(害虫する場合の)コンサルティング費用によって異なることをご承知おきください。
①S社様(兵庫県/製造業/従業員数4名)の場合
審査費用 | 50万円 |
---|---|
マネジメントシステム構築費用 | 35万円 |
設備投資、諸経費 | 5万円 |
総費用 | 90万円 |
②T社様(神奈川県/製造業/従業員数80名)の場合
審査費用 | 70万円 |
---|---|
マネジメントシステム構築費用 | 80万円 |
設備投資、諸経費 | 10万円 |
総費用 | 160万円 |
いかがでしょうか?
ISO9001の新規取得にかかる費用は企業様によってことなるため、何も決まっていない状態でははっきりとした数字を算出することは難しいです。
ことで実際にかかる費用を明確にしていきましょう。
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