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ISO認証機関(ISO審査機関)の選び方

2021.10.08
ISO認証機関(ISO審査機関)の選び方

この記事の3つのポイント

  1. 審査機関選びは、間違えば地獄になる可能性がある
  2. 審査機関選びは、取得したい規格や新規or移転、業種、規模、取得目的などによって組織ごとに適正がある
  3. この記事だけでは、網羅出来なかった極秘情報は、弊社お問い合わせにて

ISO認証機関(ISO審査機関)の選び方のポイントは「審査員の質」「金額」「審査日数」です。
それぞれISO認証機関(ISO審査機関)によって大きく変わってくるため、3つのポイントを抑えて選んで頂くと自社にあったISO認証取得ができるでしょう。

本記事では、上記ポイントを踏まえて取得されたいISO規格やご状況に併せたISO認証機関選び方をご紹介致します。

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そもそもISO認証機関(ISO審査機関)とは?

ISO認証機関(ISO審査機関)とは、ISOを取得するお客様先で審査を実施する認証機関のことです。
ここからは、「ISO審査機関」と呼ばせて頂きます。

豆知識として、ISO審査機関の認証をしているのが「認定機関」です。
認定機関は、世界各国にあり、日本には、2つの認定機関があります。

ここからは、少し認知度が下がる情報です。

実は、海外の認定機関から認定を受けることで、日本の審査機関として活動することも出来ます。
海外の認定→日本での審査活動OKということです。

認定機関の上には、「IAF」という国際認定フォーラムが相互認証しているので、どこの認定機関でISOの認証を受けてもマークの価値は同じということを証明しています。

そもそもISO認証機関(ISO審査機関)とは?
そもそもISO認証機関(ISO審査機関)とは?

審査機関選び方のポイント

先ほど「どこのISO審査機関でISO取得してもマークの価値は、変わらないしIAFが相互認証しているので、どこのISO審査機関で審査受けても同じじゃないの?」という疑問が生まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか!
しっかり記事を読んで下さっている証拠ですね。ありがとうございます。

実はですね・・・
どこの審査機関、どこの認定機関で審査してもマークの価値は、変わらないのですが認定機関やISO審査機関によって審査員や金額、審査日数は違います。
そのため、ISO審査機関選びには、冒頭でお伝えした通り審査員や金額、審査日数がポイントになります。

取りたい規格や事業内容は?

ISOの規格は、わたくしも覚えきれないほどの数です。
約5万以上の規格が存在するといわれております。

ここからが重要です。
ISO審査機関によってISOを取得出来る規格や業種が違います。
そのため、取得の第一段階として、取得したい規格・業種を扱っている「ISO審査機関」なのか?という部分が重要です。

ISO審査機関のHPや直接問い合わせなど確認方法は、たくさん御座います。
まずは、取得したい規格・業種を取り扱っているのかからスタートですね。

弊社GCERTI-JAPANでは、人気の規格4つの認証取得が可能です。

  • ISO9001(品質)
  • ISO14001(環境)
  • ISO27001(ISMS)(情報セキュリティ)
  • ISO45001(労働安全衛生)

これらの規格を前提に、取得されたいご状況に併せて解説して参ります。

GCERTIのISO9001審査は審査がスピーディ・審査料が安い・お客様の負担が少ない

新規(ISOが取れればOK)

ISOが取れればOKの事例として良くあるのが建設業さんで

  • 「経営審査事項」の点数の加点になるので欲しい
  • 公共工事の入札参加要件に入ってくるケースが出てきたので、取得しておきたい

といったケースで、最近ですと

  • システム開発関係の入札要件でISO取得しているか聞かれる為

といった理由も増えてきています。

新規でISO取得出来ればOKのケースでは、なるべく費用や審査負担を抑えたいというお声が良くあります。

物理的には、見積もり書にて費用や審査日数(MD)の記載があるのでとても参考になります。
稀に見積書の記載にない年間登録料等が発生するケースがあるので、全て込みでどれくらい費用がかかるのかもポイントの1つです。

また、審査日数(MD)が2MDですと、審査員1名が2日、審査員2名が1日といった形で必要な審査日数を満たす必要があるため、2MDと3MDであればもちらん2MDの方が会社への負担や審査日数は、少なく済むケースが多いです。

最後に、審査の負担の部分で大きく関わってくるのが審査内容です。

2021年に実際に弊社へ移転して下さった企業様から、

  • めちゃくちゃ不適合を出す
  • 不適合を出さなければならないかのように重箱の隅をつつく
  • ISOの為の審査になってしまっている

という審査員さんにあたってしまったという不幸な事例を伺いました。

審査の内容や指摘事項の出し方など実際の審査内容についても事前に確認出来るとこのような不幸にミスコミュニケーションを防げるのではないでしょうか。

審査員の対応が良くなければ、次回は違う審査員でお願いするという事例も聞いたことがあります。
ISO審査機関の移転に関しては、携帯の機種変更くらいの負担なので、大きな負担は、御座いません。

新規(ISOを通して仕組みを構築したい)

このケースの場合は、ISO審査機関はもちろんですが、ISO取得コンサル会社選びがかなり重要になってきます。
取得する規格、業種のスペシャリストがいるコンサル会社を選びを出来るかがキーになってきます。

コンサル選びに悩んだら実際にISO審査機関へ相談して解決した事例もあります。

また、ISO審査機関の選び方については、専門性の高い審査員が良いのか、コンサル的な部分を強化したいのか、会社の方向性を明確にしておいてもいいかもしれません。
事前に申し伝えておけば、可能な限りで審査機関も対応してくれることが多いそうです。

優秀な審査員さんが多い=審査費用が高いは、必ずしも比例しないのでご注意下さい。

GCERTIのISO27001(ISMS)審査は審査がスピーディ・審査料が安い・お客様の負担が少ない

移転

移転をご希望のお客様からは

  • 日本なので日本の認定機関じゃないとダメだと思ってた。
  • ISO審査機関って変えられるの?
  • 審査費用も審査日数も今が当たり前だと思ってた
  • コロナの影響で、売上が伸び悩んでるけどISOは、継続したい。
  • 新しい機械が欲しい
  • 人材採用にお金をかけたい

といったお悩みをよく伺います。
弊社には上記のように今の審査に不満をお持ちの企業様からHPやポータルサイト経由でのご相談が多数寄せられます。

これを見ている経営層の方・・・
ISO管理責任者の業務負担知らない内にどんどん増えていき退職された事例は、数知れません。気づかないうちに御社でもそうなってませんか・・・
優秀な人材にやめられてからでは遅いですよね。

最後はシビアなお話になってしまいましたが、私は「審査員」として活動しておりますので、何か審査でご相談があれば何なりとお申しつけ下さいませ。

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株式会社GCERTI-JAPAN
ISO審査機関です。
コラムの内容やISOに関することでお困りの際はお気軽にご相談ください。
ISO審査員がお答えします。

長野 泰地
長野 泰地ISO審査員

品質マネジメントシステム/環境マネジメントシステム/情報マネジメントシステム審査員として活動を行っています。 ISOの為の書類は、なくしましょう。ISOを有効活用できるように有効性審査を心がけてます。

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