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ISO9001取得後の維持費(ランニングコスト)とは?

2022.03.17
ISO9001取得後の維持費(ランニングコスト)とは?

ISO9001は取得して終わりではなく、毎年1回の維持審査(定期審査)と3年に1回の更新審査(再認証審査)を受ける必要があります。

この維持審査と更新審査でISO審査機関に支払う審査費用が実質的なISO9001維持費(ランニングコスト)となります。

審査費用に関しては取得時と同様に組織の規模(従業員人数)や業種によって異なりますが、おおよそ20〜120万円程度だと思われます。
ただし、審査機関によって異なるので、複数の機関から見積もりを取られることをおすすめ致します。

また、上記の審査費用に加えて、ISO9001の取得や運用に関する専門コンサルを利用する場合は審査費用+コンサル費用がかかってきます。

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維持審査と更新審査の違い

ISO9001認証取得の際の審査は1次審査(文書審査)と2次審査(運用審査)の2回に分けて実施されますが、ISO9001認証取得後の維持審査・更新審査ではISO審査員が現地に赴く現地審査の1回で文書審査と運用審査がまとめて行われます。

この現地審査では、ISO9001認証取得時と同様にISO9001のマネジメントシステム通りに体制が整備され、運用されているか等について審査されます。

ISO9001の維持審査と更新審査は以下のような3年サイクルで行われます。

1年目 維持審査(サーベイランス、定期審査)
2年目 維持審査(サーベイランス、定期審査)
3年目 更新審査

維持審査では、前年度の運用状況がチェックされ、更新審査では1年目と2年目の運用の振り返りも含め、3年分の運用状況をチェックされます。
そのため更新審査は維持審査よりも審査員の数や日数が増えます。

維持審査と更新審査で主に焦点となるのは以下の2点です。

①前回の審査であがった観察事項について、実施または計画がされているか
②ISO9001のマネジメントシステムの運用を問題なく継続できているか

維持審査と更新審査の違い

実際に審査にかかる費用について

維持審査や更新審査を受けるためにISO審査機関に支払うのが審査費用です。
この費用が実質的なISO9001維持費(ランニングコスト)となります。

審査費用の内訳は以下の通りです。

審査費用 = ①審査料 + ②ISO登録料 + ③審査員の交通費・宿泊費

それぞれについて詳しくご説明致します。

①審査料

審査料は純粋に審査を受けるための費用のことで、ISO規格によって金額が異なります。
また、先述の通り組織の規模(従業員人数)や業種、審査する拠点数、そして受けるISO審査機関によっても金額が異なります。
そのため、複数のISO審査機関に見積りをとって比較してみるのがいいでしょう。

概算にはなりますが、おおよそこのくらいの金額かかると考えられます。

  • 1~10名程度の企業:20~50万円程度
  • ~100名の企業:250~120万円程度
  • 100名以上の企業:100万円以上

弊社(株式会社GCERTI-JAPAN)のISO9001の審査費用は一般的な料金相場の30〜50%OFFとなっております。
ISO9001認証取得時に利用した審査機関でずっと受け続ける必要はないため、ISO審査機関の移転をお考えの際はぜひ一度ご検討ください。

GCERTIが選ばれる理由

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②ISO登録料

ISO登録料は、登録にかかる料金です。
審査料に含まれている場合もありますので、見積りの際に併せて確認しましょう。

③審査員の交通費・宿泊費

審査は現地(貴社)で行われるため、ISO審査機関から現地までの交通費が請求されます。
また、ISO審査機関が遠方の場合は審査員の宿泊費がかかるケースもあります。
見積りの際に交通費・宿泊費についても金額を確認しておきましょう。

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まとめ

ISO9001は取得して終わりではありません。
毎年1回の維持審査(定期審査)と3年に1回の更新審査(再認証審査)を受け続けることで執行せずに維持することができます。

取得の際の費用だけでなく、ISO9001維持費(ランニングコスト)となる維持審査と更新審査の審査費用についてもしっかりと把握しておきましょう。

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長野 泰地
長野 泰地ISO審査員

品質マネジメントシステム/環境マネジメントシステム/情報マネジメントシステム審査員として活動を行っています。 ISOの為の書類は、なくしましょう。ISOを有効活用できるように有効性審査を心がけてます。

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