ISO9001
COLUMNISO規格の知識コラム(ISO9001)
ISO9001を取得されている企業の皆様はご存じかと思いますが、ISO9001の規格要求事項には、『内部監査』という項目があります。
今回はその『内部監査』を行う上では欠かせない、内部監査のチェックリストサンプルを無料で公開致します!
ぜひ内部監査の際にご活用くださいませ。
項目に関する疑問やご不明点がございましたら、弊社(株式会社GCERTI-JAPAN)までお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
チェックリストのサンプルをご紹介する前に、具体的にISO9001規格内の『内部監査』の項目に対してどの様な要求が記載されているのか、項番内容を見ていきましょう。
ISO9001規格の項番『9.2 内部監査』の要求事項をまとめると次の通りとなります。
上記のような要求事項、前回の監査の結果や、重要な業務、組織の影響が大きい変更等を踏まえて、各組織に合った内部監査のチェックリストを作成していくとよいでしょう。
前項でご紹介した内部監査の要求事項内容を踏まえた内部監査チェックリストのサンプルがこちらです!
ぜひ保存してご活用くださいませ。
※あくまでも一例ですので、各企業様の業務内容に合わせて、変更していく必要があります。
※無断転載はお控えくださいますようお願い致します
質問事項
ISO9001の項番ごとに要求されている事項を質問事項として記載しています。
こちらの内容については、もちろんこの通りの文言である必要はありません。
各企業様の製品、サービスや運用方法に合わせて、変更していただければと思います。
関連要求項番
ISO9001の要求事項の項番を示しています。
内部監査で項番内容の全てを網羅することは出来ないと思いますので、各企業様の重要な業務内容や影響の大きい部分をメインで質問項目を絞られるとよいかと思います。
確認状況、証拠
実際に監査を行って、確認した状況や証拠の記録や文書を記載します。
単に出来ているかのチェックを記載するのではなく、どの様に行っていたか、実際の業務で使用している記録類を確認し、内部監査の記録として残すことが重要です。
表に記載している「」内の文書や記録等は、あくまでも一例ですので、各企業様が使用しているフォーマット名を記載する必要があります。
評価
質問項目について実施されていれば適合、実施されていなければ不適合とし、是正が必要な内容については是正処置を行い、記録として残す必要があります。
前回の監査で不適合があったか、その内容はどの様なだったかを確認できるように記録しておくとよいでしょう。
監査の計画を立てる際は前回の監査内容を基に、重点的に見る項目などを考慮し、チェックリストを作成すると継続的な改善に繋がります。
上記のポイントを考慮して、充実した内部監査チェックリストを作成してみてはいかがでしょうか?
あくまでも一例にはなりますが、皆様のお役に立てますと幸いです。
いいえ、実は難しくありません。
ただ、認証機関によって難易度は異なりますのでご注意下さい。
GCERTI-JAPANでは、審査通過率100%を維持しております。
組織がある目的や目標を達成するために、組織を効率的に管理・指揮するための仕組みのことです。
PDCAサイクルをまわしていく=計画→実行→評価→改善のフローを繰り返し行い継続的改善を実施することが基本となります。
等のメリットがあります。
以下の記事でISO9001取得のデメリットも含めてさらに詳しくおまとめしていますので、ぜひご一読ください。
ISO9001を取得するメリット・デメリット
「品質」とは、顧客を満足させる為の製品やサービスそのものが持つ能力のことを指します。
そして品質マネジメントシステムではこの「品質」に焦点を当て、組織内の仕組み構築・運用・継続的な改善によって顧客満足を向上させていくことを目的としています。
SNSでシェアする
株式会社GCERTI-JAPANはISO審査機関(ISO認証機関)です。
ISO9001・ISO14001・ISO27001・ISO45001に関する審査及び審査に関するセミナー・研修の企画、運営についてお困りの際はお気軽にご相談ください。経験豊富な現役のISO審査員がお応え致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
日々の審査を通じより一層知識を身に着け、お客様に理解していただきやすい審査ができるよう心掛けていきたいと思っております。 何卒よろしくお願いいたします。
お問い合わせはこちら